じゅんじゅん50歳からの快適生活

人生後半の毎日を、より楽しく、より充実したものに!→アンチエイジング、美、仕事、自己改革

大いなる力に祈る

大いなる力を信じて祈る 

 何かにつまずいて、二進も三進もいかないときってありませんか?

それから、自分の力では、どうにもならないこと。

私は、そんなとき、大いなる力にお祈りをします。

父の癌

十数年前、父が癌で6時間に及ぶ手術をしました。この時も、自分の力ではどうもならないので、手術を待っている間、家族みんなで必死で祈りました。父は、とてもお酒の好きな人。飲み過ぎで肝硬を患っていましたが、癌は大腸でした。ステージ4です。

 

待ち時間が、とても長く感じられました。

 

ピピピ

 

携帯電話がなり、病室へ。

 

手術は成功。

 

終わった…良かった…

 

 

ほっとしたのもつかの間、そのあと先生からの口から出た言葉は、

 

「手術は成功しましたが…3か月とは言いませんが、あと半年でしょう…」

 

余命宣告を告げられたのです。

100人に一人の悪性腫瘍とのこと。

そして、肝硬も触診したところ、だいぶ固くなっているとのこと。

そこにいた家族みんなで泣きました。どうすることもできません。

 

その後、父は、抗がん剤治療をするのですが、この抗がん剤が父の病状に合ってたようで、奇跡的に癌が消えたのです!

後日談ですが、チームを組んで対応してくださった先生たちもこれには驚いて、学会で紹介することになったようです。

 

それから十数年経ちますが、その後、再発することもなく今も元気です。

 

家の売買

私は、何年か前に、手持ち資金ゼロで家を買いました。中古の一軒家です。

 

しかし、しばらくして、事情で新しい町に移り住むことになり、売却しなければならないことになりました。

手持ち資金ゼロで買った家を売却するには、仲介料手数料等考えると、買った価格より高く売らなければなりません。

中古の家を売る→新しい土地に新築を買う

ということを、手持ち資金ゼロでやろうとしたわけです。

随分、無謀なことですね。

不動産屋さんをはじめ、まわりの親戚も、無理にきまっていると、はらはらしながら見ていたことでしょう。

 

家を見学

何人かの人が、家を見たいと見学に来ました。

私は、まだ乳飲み子の娘の世話をしながら、お掃除や接待を心を込めて行いました。

 

「すてきな家ね」

「広くて良いね」

「見晴らしが良い」

と気に入った表情を見せますが、購入までにはつながりませんでした。

 

家には、少しですが、傾斜地になった庭があり、植木を植えたりガーデニングできるスペースもありました。

ここを気に入ってくださる方が現れて欲しい…

 

ひとりの女性が見学に来て、家を気に入ってくれたのですが、なぜか、娘がその女性の顔を見ると泣きだしてしまい、(それが原因ではないと思いますが)結局その方も購入には至りませんでした。

 

私は、切に、祈りました。

どうしても、買った価格より高く売らなければならなかったのです。

 

しばらくして、不動産屋から電話が入り、また家の見学をしたいご家族がいらっしゃるとのこと。

私は、いつものように、笑顔でお客様を迎えました。

 

娘さんご夫婦と、お父様、お母様の二世帯で住むため、少し広めの家を探しているとのこと。

あ、それからペットの猫。

一通り見学されて帰って行きました。他の家の見学予定もあるとのことでした。

 

数日後。不動産屋から電話が入りました。

 

「決まりましたよ!良かったですね!」

 

決まったぁ!本当に決まった!

 

しかも、私たちが希望した通りの価格で買ってくださったのです。

 

後日、不動産屋さんから聞いた話によると、購入を決めてくださったご家族は、傾斜地の庭が決め手になったようです。

猫を子供のようにかわいがっていて、その猫がとても喜びそうなお庭だと。。。

 

祈ったから叶ったとは断言できませんが、私は、心から切に祈ったことは、そしてそれが、正当なものなら、不可能を可能にすると思っています。

 

大いなる力を信じて祈りましょう。