じゅんじゅん50歳からの快適生活

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お味噌作り

f:id:junkokakehashi:20180723224021j:plain 春に、知人の紹介で【お味噌つくり体験】に参加しました。

これまで、お味噌を一から作ったことなどなく、お味噌=大豆からできているという薄~ぺらな知識しかありませんでした。

 

知人に連れられ先生のご自宅へお邪魔すると、まず目に入ったのが、フォトスタンドに飾られていた数枚の写真です。

小泉新次郎さんや阿部首相と一緒に写っている先生のお姿!

(わぉ!先生って、一体、何者?!)

普通の主婦だと思っていたのに、ひょっとしたら、すごい人?政治家さん?知人からは、前の職場の同僚としか聞いてなかったけど…。

 

聞けば、ご主人のお仕事の関係とのこと。なるほど。納得。

それにしても、しょっぱなからインパクトの強い先生。

気品がありながら、エネルギッシュで、私たちがお邪魔するまでに、お味噌作りの下準備を一人で終わらせてくださっていました。

エプロンをして、髪をまとめ、手を洗い、準備万端。

さあ!取り掛かりましょう!

 

まず、お味噌の材料です。

【合わせ味噌5kgの材料】

米麹・・・1kg

麦麹・・・1kg

生大豆・・1kg

塩・・・・620g

煮汁・・・740㏄

 

【下準備】

●生大豆をよく洗い、前日に水に浸しておく(10~15時間)

●容器は消毒のため、焼酎でふいておく。

 

【作り方】

① 生大豆を圧力鍋で煮る。(鍋に大豆と、ひたひたの水を入れ、沸騰したら灰汁を取り、落し蓋をして圧力をかける)

② 熱いうちにつぶして人肌以下まで冷ます。

③ 別ボウルに米麹、麦麹、塩を混ぜ、冷ましたゆで汁を加える。

④ 冷ました大豆を③に入れ、しっかり60回以上混ぜる(耳たぶの硬さ)

⑤ 混ぜたらペタペタと空気を抜くように押し付ける。野球ボール大の味噌団子を作り、容器にたたきつけた後、隙間がないよう固く詰める。

⑥ 容器(タッパー)に詰め終えたら、上部を平らにし、ラップをしてシー(蓋)  をする。ビニール容器は、最後に塩を振り空気抜きをし、口を閉める。

※ 夏場は約2~3か月、冬場は約3~4か月で食べられます。

 

 

 出来上がったお味噌(私たちはビニール容器で実施)は、最初の一週間は横に平らに寝かせます。一週間経ったら、くるりんと裏にしてまた一週間。そのあとは、縦に立てます。このまま発酵させるので、味見の日が来るまで、見守ります。

お味噌も菌が生きているので、良い音楽を聞かせたり(この日はクラシックがBGMでした)

直射日光の当たらない、家族が毎日、目にする場所に置くのが良いそうです。

そして、時々、話しかける(笑)

 

私は、リビングのカウンターテーブルの隅に置くことにしました。

発酵させている途中で、白いカビのようなものが出てきますが、これはカビではなく、チロシンというアミノ酸(タンパク質に常在する芳香族アミノ酸)なので心配ないとのことでした。

作りたては、白みそのような色をしていますが、徐々に色濃くなっていきます。

 

そして3か月半が過ぎ…

 

本日、夕食のお味噌汁に使ってみました!

手前味噌ですが、深いコクがあって、とってもおいしくいただきました。

目につく場所で話しかけていたのが良かったのかな(笑)